カメラどれを買おうか迷ってて、オリンパスのOM-D E-M10 MarkIIIが気になる!いいとこだけじゃなくて、欠点とかデメリットも詳しく知りたい!
OM-D E-M10 MarkIIIの弱点は!?
軽くてオシャレなデザインが魅力の「OM-D E-M10 MarkIII」
レンズキットも安いので、ミラーレスカメラデビューする人にとっても大人気!
そんなオリンパスのOM-D E-M10 MarkIIIですが、某カメラ店勤務の体験談を踏まえたうえで、見過ごせない欠点もあります。逆に言えば、これから紹介する欠点が許容できれば一気に購入意欲が増すかもしれません!
購入を検討している人は、本記事もぜひ参考にしてください。
- OM-D E-M10 MarkIIIの欠点
- OM-D E-M10 MarkIIIの魅力
- OM-D E-M10 MarkIIIを安く買う方法
OM-D E-M10 MarkIIIってどんなカメラ?
OM-D E-M10 MarkIIIは、オリンパス(OM-SYSTEM)が出しているミラーレス一眼カメラです。オシャレなデザインはファッションにも合わせやすく、値段の安さでも人気を集めています!
OM-D E-M10 MarkIIIの仕様
項目 | 内容 |
---|---|
マウント | マイクロフォーサーズ |
画素数 | 1605万画素 |
センサー | TruePic VIII |
手ブレ補正 | ボディー内手ブレ補正(手ぶれ補正効果 4段分) |
ファインダー | 3.0型 236万ドット 視野率100% 倍率 1.23倍 |
液晶画面 | 約104万ドット/チルト式液晶タッチパネル |
メモリーカード/バッテリー持ち | SDカード1枚差し/約330枚 |
シャッタースピード | 1/4000 最速 8.6コマ / 秒 (連写 H) |
動画撮影 | 4K動画撮影可能 |
重量 | 約 410g |
OM-D E-M10 MarkIIIの欠点
値段が安くてデザインもいいため、魅力満載のカメラに仕上がっていますが、欠点やデメリットもあります。
主な欠点は次の通り。
- キットレンズが壊れやすい
- 本体充電ができない
- オートフォーカス精度が悪い
- 暗い場面でノイズに弱い
順番に解説します!
キットレンズが壊れやすい
OM-D E-M10 MarkIIIにはボディ単体だけでなく、2本のレンズが付属したセットも販売されており、初心者でも気軽にレンズを交換しながら撮影が楽しめます。
- M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
特に、14-42mmのほうは見た目がシルバーでサイズも小さく、カメラのデザインにピッタリです!
しかし、レンズキット購入を検討している人は要注意!M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZが比較的壊れやすいです。
このレンズは一般的なタイプと異なり、ズーム動作が電子式なのが特徴。そのためか、修理対応するケースがとても多かったです。
もちろん必ず壊れると断言はできませんが、早めに売却してレンズ買い替えの資金に回すのが賢いかもしれません・・・。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZの修理費用
レンズの症状 | 概算料金 (税込) |
---|---|
露出関係の故障 (スルー画像や記録画像の露出不良、絞りの不調等) |
8,800 ~ 17,600 円 |
ボディ通信関係の故障 (絞り値 「F値」 が表示されない、AFが全く作動しない等) |
8,800 ~ 15,950 円 |
ピント関係の故障 (ピントが合わない、AF動作しない等) |
8,800 ~ 15,950 円 |
ズーム関係の故障 (ズームが動かない、ズーム時引っかかる等) |
8,800 ~ 15,950 円 |
マウントの変形・破損 | 8,800 ~ 11,550 円 |
レンズ内のゴミ清掃 | 8,800 ~ 15,950 円 |
※重度の水被り・ショック品の場合、概算料金と異なる場合があります。また状態によりましては修理不能と判断する場合があります。
表の引用:OM-SYSTEM公式サイト
修理費用って結構かかるね・・・。補償期間内だったら安心して修理に出せるね!
本体充電ができない
OM-D E-M10 MarkIIIは本体充電不可!
付属の充電器を使わないと充電できないため、外出先で充電するには充電器を必ず持ち運ばないといけません。
最近のカメラはスマホと同じように、USBケーブルを本体に接続して直接充電できます。本体充電ができれば個別に充電器を探す手間も省けるし、モバイルバッテリーからの充電も可能なので、その点は少し残念。
その分価格は抑えられているので、予備バッテリーを持ち歩いて対策しましょう!
OM-D E-M10 MarkIIIの充電時間とバッテリー持ちは次の通り。
充電時間 | 約3時間30分 |
バッテリー持ち (ライブビュー撮影) |
約330枚 |
オートフォーカス精度が悪い
OM-D E-M10 MarkIIIは、動いてるものを捉えるオートフォーカス、「C-AFモード」の精度が悪いです。
「C-AFモード」は、シャッターを半押ししている間はずっと被写体にピントを合わせ続けるモード。多くのカメラに採用されているオートフォーカスモードですが、OM-D E-M10 MarkIIIはコレの精度が悪いです。
MarkIIIではありませんが、次の動画のように被写体が止まっていても、常にピントを合わせ直してしまいます。
正確なピント合わせは少し苦労するので、動きの激しい被写体のピント合わせは工夫しながら撮影しましょう。※連写性能は1秒間に8.6コマ撮影可能。
もちろん、風景や止まっている人物撮影などは通常のS-AFモードで問題なく撮影できます!
暗い場面でノイズに弱い
OM-D E-M10 MarkIIIは、一般的なカメラよりも小さい「マイクロフォーサーズセンサー」を搭載した小型カメラです。
そのため、暗いシーンを撮影する際は十分な光を取り込めず、写真にノイズが載りやすくなっています。
大きなプリントやモニターで夜景写真を楽しみたい場合、ノイズの面でクオリティに少し不満に感じるかも。
日中など、光が十分にある環境での撮影はキレイに撮影できるので、何が撮影したいかを整理して、購入検討するのがおすすめです。
OM-D E-M10 MarkIIIの魅力
ここまでは、OM-D E-M10 MarkIIIの欠点を紹介してきました。
それぞれの欠点を把握したうえで、次に紹介する魅力も踏まえて購入検討してみましょう!
OM-D E-M10 MarkIIIの魅力
- 瞳AF、手ぶれ補正、無音シャッターを搭載!
- アートフィルーターでおしゃれな写真を簡単撮影!
- Wi-Fi搭載でスマホにシェアが簡単!
瞳AF、手ぶれ補正、無音シャッターを搭載!
OM-D E-M10 MarkIIIは、撮影をサポートする便利機能を備えています。
顔優先AF・瞳優先AFは人物撮影におすすめ!カメラが人の顔を認識して、自動でピントを合わせてくれます。また、静かな場所でシャッター音が気になる場合、無音シャッターでの撮影も可能。
カメラ本体には強力な5軸手ぶれ補正が内蔵されているので、ブレを気にせず安心して撮影できるのも魅力です!
アートフィルーターでおしゃれな写真を簡単撮影!
オリンパスのカメラは誰でもエモくてオシャレな写真を撮れるのが魅力!
15種類のフィルター機能を搭載しているので、モードを切り替えるだけでクラシックにもポップにも撮影できます。
カメラ初心者でも難しい設定や加工をすることなく、シャッターを押すだけでオシャレに撮影できるのは便利!
その日の気分やシーンに合わせてフィルターを切り替えながら撮影を楽しみましょう。あえてモノクロに撮ってみたりノイズを入れてみたり、表現方法は無限大です!
Wi-Fi搭載でスマホにシェアが簡単!
カメラにWi-Fi搭載が搭載されているので、SNSへの写真アップやシェアが簡単に行えます!
オリンパスの専用アプリ「OLYMPUS Image Share」を使って、スマートフォンやタブレットと簡単接続。カメラの背面液晶に表示されるQRコードをスキャンするだけで完了します!
撮影した画像はXやInstagramといったSNSへ、その場ですぐにアップロード可能。スマートフォンをシャッターリモコンとして使ったり、GPS情報を追加して撮影場所を地図上に表示する機能も備わっています。
OM-D E-M10 MarkIIIはこんな人におすすめ!
- ミラーレスカメラ初心者
軽量で扱いやすく、豊富な機能が搭載されているため、初心者でも使いやすい! - デザインを重視する人
スタイリッシュなデザインで、ファッションや日常の撮影にもピッタリ! - フィルター機能やスマホ連携を活用したい人
手軽におしゃれな写真を撮りたい、またはSNSに素早くシェアしたい人!
OM-D E-M10 MarkIIIを安く買う方法
実際に購入する時は、新品中古問わずなるべく安く買いたいですね!
OM-D E-M10 MarkIIIはAmazonなどで新品が販売されていますが、2017年9月15日発売の機種なので在庫数は多くありません。
記事執筆時点での新品価格目安は、ボディのみで約5万円程度。
中古で購入する場合、記事執筆時点での価格目安は、ボディのみで約4万円程度となっています。
安く購入するには中古カメラ専門のサイト内を粘り強く巡回するか、メルカリ・ヤフオクといったフリマサイトで見つけましょう。
以下、代表的な中古カメラ専門サイトを紹介します。
サイトごとに入荷通知や値下げ通知のほか、所有機材の買取査定額アップなどの「リマインダーメール登録」をフル活用するのがおすすめです!
不定期に行われるセール情報も見逃さず、使えるクーポンがあれば積極的に利用しましょう。
まとめ
OM-D E-M10 MarkIIIの欠点をおさらいすると次の通り。
- キットレンズが壊れやすい
- 本体充電ができない
- オートフォーカス精度が悪い
- 暗い場面でノイズに弱い
動きの激しい撮影でのピント合わせは少し難しいですが、普通に撮影する分には支障ありません。暗いシーンは多少ノイズが載りますが、小さい画面で見るならあまり気にならないのも事実。
本体充電ができないのは少し不便ですが、買わない理由になるかというと微妙なところ!
OM-D E-M10 MarkIIIはエモい写真が簡単に撮影できるフィルター機能や、Wi-Fi搭載でスマホに素早くシェアできる手軽さも魅力。タッチパネルも搭載しているので、誰でも直感的に操作できます。
欠点を十分に理解したうえでじっくり検討してみましょう!
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