巷でよく見かける「一眼レフカメラ買ったはいいけど、なんかイマイチ…」って声。わかります、その気持ち。私も最初はそうでした。
でも、ちょっとしたコツを掴むだけで、写真撮影の技術は劇的に変わります!
今回は、難しそうに見える一眼カメラをマスターするための第一歩。”これだけは知っておけポイント”を3つに絞ってご紹介します!
【基本】カメラ設定
カメラ設定はスマホやパソコンの初期設定と同じようなもの!
最初にちょっと頑張れば、あとはグッと楽になります。特にコスプレ撮影では「光」が命。
光を制する者が、コスプレ撮影を制すると言っても過言ではありません!
シャッタースピードをマスターしよう!
1/100とか1/500って書いてあるアレです。
これは、シャッターが開いている時間を表しています。1/100なら0.6秒、1/500なら0.12秒。数字が小さいほど、光を長く取り込めるので明るくなります。
でも、遅すぎると写真がブレるので注意。コスプレ撮影なら、動きのある被写体は速く、静止している被写体は遅くが基本です。

あえてブレた写真にしたいならシャッタースピードを遅くすればいいね!
ISO感度をマスターしよう!
ISO100とかISO800とかのアレです。
カメラが光をどれだけ増幅させるか、つまり「暗い場所を明るく映す能力」を数値化したものです。数字が大きいほど明るくなりますが、上げすぎるとノイズが出るので注意。
天気の良い日中の屋外ならISO100、室内はISO800〜が目安です。

ためしに数値を変えてみて、ノイズがどのくらい出るか試してみよう!
F値(絞り)をマスターしよう!
F1.8とかF11とかのアレです。
これは「レンズの開き具合」みたいなもので、小さいほど明るく写り、ボケ味が強くなります。
反対に、数値が大きいほど暗く写り、ボケにくくなる代わりにピントが合う範囲が広くなります!
写真のクオリティに直結するので、コスプレ撮影ではボケ感が特に重要!
最低でもF2.8以下を目標にしてみましょう。

ボケ具合は「F値(絞り)」だけで決まらない!ボケを決める要素はこちらの記事で紹介しているよ!
レンズによって表現がガラッと変わる!
カメラの基本設定をマスターしたら、次はレンズです。
レンズは表現の幅を広げる最高の相棒!レンズには固定画角の「単焦点レンズ」と、画角を変えられる「ズームレンズ」の2種類があります。
単焦点レンズ vs ズームレンズ
ズームレンズも便利ですが、クオリティを追い求めるコスプレ撮影なら、単焦点レンズが断然おすすめ!
単焦点レンズだけでも、超広角から超望遠、接写できるマクロまで色々あります。慣れてきたら色々なレンズを試して、自分のスタイルを見つけてみましょう!
特に、F1.8くらいまで下げられるレンズを選びましょう。Fの値が小さいレンズほど背景のボケ感が全然違います。

F1.2のレンズはよくボケるから人気!・・・高いけどね!

撮影構図 何を、どこに、どう配置する!?
カメラとレンズの準備ができたら、いよいよ撮影本番!
でも、ただシャッターを切るだけじゃ、なんだか物足りないですよね?せっかくコスプレ撮影するなら、オシャレでカッコいい写真を残したい!
そこで重要になってくるのが「構図」です。構図は、写真の設計図。何を、どこに、どう配置するかで、写真の印象がガラリと変わるんですよ!
構図の基本は三分割構図
まずは基本中の基本、「三分割構図」から。
画面を縦横に三分割して、その交点に被写体を配置する構図です。
例えば、海辺でコスプレ撮影する時、水平線を上の線に合わせ、コスプレイヤーさんを右下の交点に配置すると、開放感のある素敵な写真になります。
シンプルだけど、自然でバランスの取れた写真になるので、初心者さんにもオススメです!
動きを演出!対角構図
お次は、躍動感のある写真が撮りたい時にピッタリな「対角構図」
斜めの線を意識して被写体を配置することで、写真に動きが出ます。
例えば、アクション系のコスプレなら、剣を斜めに構えてもらったり、ジャンプしている瞬間を対角線上に配置すると、スピード感溢れる写真に!
背景の建物や階段などを斜めに配置するのも面白いですよ!
被写体を際立たせる日の丸構図
最後に紹介するのは、被写体をドーンと真ん中に配置する「日の丸構図」
「え?真ん中に置くだけ・・・?」と思うかもしれませんが、実は奥が深いんです!
例えば、アップでコスプレイヤーさんの表情を撮りたい時や、背景をぼかして被写体を際立たせたい時に効果的。背景がシンプルだとより被写体が引き立ちます。
自信のあるコスプレ衣装や、こだわりのアイテムをアピールしたい時にもオススメ!

構図を意識するだけで、写真のクオリティがグッと上がります。ぜひ、色々な構図を試して、自分だけのベストショットを見つけてくださいね!
まとめ
- カメラ設定で写真の明るさをコントロール
- レンズで表現の幅を広げる
- 構図を工夫して作品を造る
この3つを意識すれば、初心者でも必ずコスプレ撮影上達の第一歩を踏み出せます!
まずは基本の設定を身体に覚え込ませるために、どんどん撮影回数を重ねましょう!
コメント