2024年8月23日〜25日の3日間、台湾国内で最大規模となる同人誌即売会「Fancy Frontier 開拓動漫祭43」が開催されました!(以下、台湾FF43)
今回は3日間全てに参加してきたので、同人即売会の会場とコスプレエリアの模様を2回に分けてお届けします!
台湾FFのことを知らなかった人はもちろん、次回参加しようと思っている人も是非ご覧ください!
【台湾FF】どんなイベント?
台湾版コミケとして有名な台湾FFは、日本と同様に毎年夏と冬の2回開催される超大型同人イベントです。「月刊FRONTIER」と「台湾動漫画推進協会」が共同企画・開催を行い、会場内には国内外のゲストステージや企業ブースも出店。同人サークルには台湾だけでなく、アジアを中心に約1,200以上の参加応募を誇ります。
FancyFrontier 公式サイト
公式Xアカウント:@fancyfrontier
台湾FF43の会場はどこ?
今回会場となった「台北花博争艶館」は、MRT圓山駅から徒歩スグ。台北駅から電車で約7分とアクセスもバッチリです!台北から行く場合はMRT台北駅(地下鉄)を利用し、淡水信義線で最寄りの圓山(円山)駅まで乗り換えなし約7分、料金は20NTDです。
駅には日本同様、わかりやすい動線があるほか、プラットホーム(月台)にも案内表示があります。
乗換案内 台北
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台湾FF43イベントレポート!
電車を降りて、改札を抜けるとすぐ会場に到着します!台湾ではコスプレの規制が緩めなので、電車の中でもコスプレイヤーさんを見かけます。
台湾のレイヤーさんに話を聞くと、コスプレイベントに関係なくみられる光景とのこと!そこは日本との違いを感じますね。とはいえ、おじいさんおばあさんは珍しがるので少し恥ずかしいこともあるそうです・・・笑
開場周辺では出店や音楽イベントも開催されており、台湾FFだけでなく大勢の人たちでかなりの賑わいを見せていました。
会場入り口は長蛇の列が形成され、開場が近づくにつれて来場者から一斉にカウントダウンの掛け声が!
来場者の熱気と一体感と共に、台湾が誇る夏のビッグイベントは一気に盛り上がります!
会場と同時にスタッフさんによる入場確認が行われます。台湾FFのチケットはコミケ同様カタログ冊子を購入する方法と、ネットでWebチケット(リンク)を購入する方法があります。(会場にて当日券販売あり)
1日チケットの価格は200NTDで購入可能。2日入場できるチケットは300NTD、3日間入場できるチケットは400NTDで用意され、グッズ付きチケットも販売されていました。
会場内は来場者で埋め尽くされ、身動きを取るのも困難!コスプレイヤーさんも購入列に並ぶ様子が見られました。
1分1秒たつにつれて会場内にはさらに人が多くなり、お目当てのアイテムを両手いっぱいに購入できた参加者の笑顔もちらほら。
台湾FF29から毎年2回ずつ、全て参加している男性に話を聞くと、「限定品は早く並ばないと絶対に買えないから、みんな必死です!」「暑い中何時間も並ぶのは大変だけど、好きな先生(絵師さん)の作品が買えるから楽しい!」と力強く語ってくれました。
絵師さんサイン入りのグッズもあり、日本と変わらず即売会の人気を伺えました。
人の波が少し落ち着いたところで、ブースを出店されていた台湾の女性にインタビュー。「今回とにかく大変だったのは、締め切りまでにグッズを作ることでした!」と、達成感のあるどこか満足そうな笑顔で答えてくれました。
今回はお友達と共同で出店されており、「明日は友達もブースを出します!」「自分は次回の出展はまだ考えていないけれど、好きな作品で何か出せたら嬉しいです!」と楽しそうな様子でした!
台湾FFは、今年10月10日にZepp New Taipeiで行われるペルソナ初の海外ライブツアー「PERSONA LIVE TOUR 2024 -more ahead-」を共同開催。
ライブに関連して、今年の会場内企業ブースにはグッズの事前販売コーナーが展開されており、台湾FF最終日の25日には歌手のLynさんがステージに登場。ペルソナ5シリーズの人気楽曲ミニライブが開催されました。
ブースを運営されていた月讀館の方(写真の人物とは別)にお話を伺うと、台湾FFで企業ブースを出すのは今回を含めて約20年近く。台湾FFの来場者は例年増えているようで、毎年キャパオーバーを感じているそうです。
「ファンシーフロンティアにはもっと大きい会場を用意してほしいなぁ。笑」と冗談まじりに話されていました。
今回のペルソナブースには台湾や日本はもちろん、熱狂的な人気を誇る欧米からのお客さんも訪れているとのこと。「日本のペルソナファンの皆様は、10月10日にZepp New Taipeiで行われるペルソナのライブツアーも是非来てくださいね。」と話されていました!
「PERSONA LIVE TOUR 2024 -more ahead-」公式サイト
人の数も落ち着きだしてさらに会場内を見渡すと、日本でもお馴染みの一番くじ販売やクロネコヤマトさんの姿が見られたほか、ゴミ箱も各所に設置されていました。
来場者の人数を考えても会場内はキレイに保たれており、スタッフさん含めて日本語を話せる人が多くいたのも印象的でした。
会場の熱気もさることながら、コスプレエリアとなっている広場とその周辺も台湾FFの魅力がいっぱい!
見渡す限りどこを歩いても、カメラマンとコスプレイヤーさんで埋め尽くされていました!
次回の記事ではコスプレエリアに焦点を当てて、台湾FFの魅力を紹介します!
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