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ストロボライティング

【実践!】影を活かしたコスプレ撮影2灯ライティング!

コスプレ撮影2灯ライティング

今回は、コスプレ撮影におすすめなストロボ2灯を使ったライティングを紹介します!

撮影に使用した機材とストロボ配置のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

今回のシチュエーション

  • 自然光なしの白ブース
  • 被写体一人

今回の撮影に使用した機材

項目 機材名
カメラ FUJIFILM X-T4
レンズ SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary
ストロボ Godox TT600 2個
送信機 Godox X-pro
ライトスタンド FOSOTO 2本
ディフューザー Godox 80x120cmソフトボックス
UNPLUGGED STUDIO 43インチ ボックスアンブレラ

ストロボをワイヤレスで2つ発光できれば、カメラレンズはなんでもOK。

最低でも60cm以上のディフューザーがあれば、初心者でも簡単に再現できるライティングです。

今回撮影した2灯ライティングの作例

風早 巽 コスプレ写真

1枚目:顔の影を目立たせないライティング

撮影時の設定
シャッタースピード 1/125
絞り F2.8
ISO感度 100

風早 巽 コスプレ写真

撮影時の設定
シャッタースピード 1/125
絞り F2.8
ISO感度 100

どちらもストロボの光を被写体に柔らかく当てるため、メインライトとフィルライト(メインライトの補助光)はディフューザーを装着して撮影。

  • メインライト:ソフトボックス(グリッドなし)
  • フィルライト:アンブレラソフトボックス

メインライトはそのままに、フィルライトの光量を変えることで、影の強弱をコントロールしています。

【撮影手順】ライティング方法

2灯ライティングの配置図

コスプレ2灯ライティング

先ほど紹介した写真のライティング方法を紹介します。

ポイントはメインライトとフィルライトの光量差と、ストロボの角度です。

撮影の手順は次の通り。

  1. 部屋をなるべく暗くする
  2. ストロボなしでテスト撮影
  3. 左右斜め45度にストロボを配置
  4. ストロボありでテスト撮影
  5. ストロボの位置や角度を調整する

部屋をなるべく暗くする

今回のライティングに関わらず、ストロボを使う場合は撮影空間を暗くするのがコツです。

部屋の電気を消すか、カメラの設定で撮影空間が暗くなるようにしましょう。

特に、自然光や蛍光灯の光が体の一部にかかっていると均一なライティングが難しくなります。

F値はボケのコントロールに影響するため、基本的にはシャッタースピードとISO感度を調整して暗くしてみましょう。

例:F値2.8で撮影したい場合
・シャッタースピードを上げる
・ISO感度を下げる
おたく
おたく

ISO感度を高く、F値を低い数値に設定するほどストロボ光量も上がるから、その辺も頭にいれて調整したほうがいいね!

ストロボなしでテスト撮影

最初にストロボなしでテスト撮影を行います。

カメラ側の設定で、被写体が白飛び黒つぶれを起こさない露出調整しましょう。

電気を消すなどで部屋を暗くしている場合、カメラの性能によってはピント合わせが難しいケースもあります。

その場合はマニュアルで合わせるか、電気をつけて再度カメラの露出設定を変更し、撮影を行いましょう。

左右斜め45度にストロボを配置

被写体から見て、左右斜め45度の位置にディフューザーを取り付けたストロボを配置します。

今回の撮影では被写体から見て左側にソフトボックスを取り付けたメインライト。右側にアンブレラを取り付けたフィルライトを配置しています。

それぞれ1.5mほど離した位置に配置し、テスト撮影を行いましょう。

ストロボありでテスト撮影

カメラの設定は変えず、ストロボを配置してテスト撮影を行います。

このとき確認することは、ストロボが2台とも発光しているか?光量のバランスは最適な設定になっているか?を確認していきます。

ストロボの光量調整は低い値から徐々に上げていき、イメージ通りになるように微調整していきましょう。

光量調整の手順は次の通り。

  1. メインライトのみ発光させる
  2. 【メイン】低い値から光量調整する
  3. フィルライトを発光させる
  4. 【フィル】メインライト以下の光量にする

最初はメインライトだけで光を調整。

メインライトによって顔の反対に影ができるため、フィルライトを発光させて影の強弱をコントロールするとスムーズです。

ストロボの位置や角度を調整する

光量調整と同時に、ストロボの位置と角度の調整を行います。

斜め45度の位置にストロボを配置していますが、スタジオの形状や背景までの距離によって光の反射が異なります。

また、メインライトとなるストロボの角度は、発光面の中心が顔の中心を捉えるように調整するのがポイントです。

中心を捉えていないと影のムラができやすくなるため、テスト撮影をしながら角度や位置を微調整しましょう。

ライティング位置の解説

フィルライトの向きがポイント

コスプレ2灯ライティング

今回のように少し影を残す撮影の場合、フィルライトの光量と角度が重要となります。

ボックスアンブレラを取り付けたフィルライトは、顔から少し外すように角度をつけ、中心から漏れた光を当てるイメージで配置しました。

メインライトによる光が定まったら、フィルライトで影をどの程度作るかコントロールしましょう。

以下は、フィルライトの光量のみ調整した比較写真です。

風早 巽 コスプレ写真

左側にできる影の違いにくわえ、メインのハイライト部分にも少し影響しています。

撮影環境が白いため、光が回りやすい点も考慮しながら位置や角度を調整してみましょう。

まとめ

今回は、影を活かしたコスプレ撮影の2灯ライティングを紹介しました。

メインライトで光量を調整したら、フィルライトで影をコントロールするイメージでライティングを組んでみましょう。

撮影環境によって光の広がり方が異なるため、ストロボの光量設定と距離は都度細かく調整するのがコツです。

単純なライティングですが、影のコントロール次第で見え方が変わるため、普段の撮影に今回の2灯ライティングもぜひ取り入れてみてください!

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