
機材が少なくてもかっこよく撮りたい!
ストロボ一灯だけでも撮影できるかっこいいライティング方法を教えて!
そんな人に向けて、今回はシンプルかつカッコよく撮影できるストロボライティングを紹介します!
この記事の内容
- ストロボ1つの簡単ライティング
- 影をつくるとかっこよく撮れる
- 撮影につかった機材と費用
それではご覧ください!
影をつけるとかっこいい写真になる!?
写真に影の部分をつけると陰影がはっきりしてかっこいい写真になります!
陰影のある写真にチャレンジしようとしても、真っ白になったり真っ黒になってしまう・・・という人は設定がうまくいっていないかもしれません。
どんな時でもうまく撮影できるように、次の写真を撮影した際のストロボ一灯ライティングを解説していきます!
撮影協力:ふにゃんさん
twitter@reirei_mf
ふにゃんさんインタビュー記事
【イラストあり】ライティング解説!
こちらは撮影現場を上から見た図です!
撮影のポイント
- 壁から約1m離れたところに立ってもらう
- 部屋をなるべく暗くする
- ストロボは被写体の左側に3mほど離して配置
- ストロボの角度を調整しながら撮影する
以上のポイントを意識してみましょう!
①:壁から約1m離れたところに立ってもらう
影の出し方にもよりますが、今回の場合壁から少し離れた所に立ってもらいます。
そうすることで、ストロボのライトが被写体の後ろをやんわり照らしてくれるので立体感が生まれます。
②:部屋をなるべく暗くする
撮影ブースをなるべく暗い状態にして撮影しましょう!
電気が消せるなら電気を消す、カーテンが閉められるならカーテンを閉めて暗くするのがポイント。
もし環境で暗くできない場合はISO感度を下げるなど、カメラの設定で暗さを調整しましょう!
③:ストロボは被写体の左側に3mほど離して配置
ストロボは被写体からなるべく離して配置します!
近すぎると光が広がらず影もうまくできないので、ストロボのパワーに合わせて距離を調整してみましょう。
④:ストロボの角度を調整しながら撮影する
ストロボの向きが壁寄りに向いていると壁が強く照らされてしまいます。
人は明るい所に視線がいく傾向があるため、写真を見る人の視線も壁に向いてしまうので、、壁になるべく光がかからないようなイメージでストロボを設置するのがコツです。
【ひとくちメモ】ストロボで動きを止められる?
ストロボなしの状態で1枚撮ってみて、被写体が完全に真っ黒な状態(設定)になっていれば、ストロボ発光で被写体さんの動きを止めることができます!
この仕組みを使えば、シャッタースピードが遅い設定でもブレずに撮影でき、マントをひるがえすような”ひらみ撮影”も簡単に行うことができます!
▼詳しくはこちらで解説しています!

今回の撮影ライティングに使った機材
今回の撮影で使用した機材は次の通り。
- カメラ:FUJIFILM X-T4
- レンズ:Ai Nikkor 50mm F1.8S
- ストロボ:Godox TT600
- フラッシュトリガー:Godox XproF
- ライトスタンド:FOSOTOライトスタンド4段

カメラとレンズはこの通りでなくてもなんでも大丈夫なので、ワイヤレス発光できる環境を整えることが大事ですね。
▼必要なストロボ一式

▼ライトスタンドについて

▼今回使用した50mmレンズについて

まとめ:ストロボ1つだけでもかっこよく撮れる!
今回はストロボ1灯のみをつかったライティングを紹介しました!
ディフューザーを使うには狭い場合や、そんなに機材がまだ揃っていない!といった場合でも使えるライティングなので、ぜひ参考にしてみてください!
▼ストロボと送信機の使い方はこちら!

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