コスプレ撮影のライティング機材ってストロボとかLEDライトがあるけど、それぞれどんな違いがあるの?そもそもストロボとは・・・。わかりやすく解説してほしい!
今回はそんな悩みを解決します!
大きく分けてライティング機材には「クリップオンストロボ・モノブロック・LEDライト」の3つがあります。初めての人でもわかりやすいように、それぞれの特徴やメリット&デメリットを紹介します。
これから機材購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください!
この記事の内容
- クリップオンストロボ・LEDライト・モノブロックの違い
- 写真と動画での使い分け
- ライトごとのメリット&デメリット
ライトの種類と違い
通常撮影に使う照明機材は、
- クリップオンストロボ
- LEDライト(定常光)
- モノブロック
の3つに分けることができます。
光を作りだす点では同じですが、それぞれに特徴があり、撮影イメージごとに使い分けられます。
理想の写真を撮影できるように、機材ごとの用途を確認しておきましょう。
クリップオンストロボ
最も一般的でポピュラーなものがこの「クリップオンストロボ」と呼ばれるタイプのストロボです!
カメラの頭に直接取り付けることができ、カメラと連動して自動的に適切な光量で発光する機能などが備わっています。
ストロボの機種によっては、カメラの頭に上記のような送信機を取り付けると、ワイヤレスでストロボを発光させられるのが特徴です!
電力は単三電池4本を使用するものが多く、コスプレ撮影においてはクリップオンのワイヤレス発光による撮影が初心者にも扱いやすいので人気です!
▼初心者向けおすすめストロボについて
クリップオンストロボのメリット
- カメラに取り付けて発光できる
- 軽くてコンパクトなので持ち運びやすい
- 価格が安いので複数のストロボを揃えやすい
クリップオンストロボのデメリット
- 連続発光に向かない
- 光量が足らない場合がある
LEDライト(定常光)
その名の通り、スイッチを入れると部屋の電気のように発光し続けるタイプの機材です。
ストロボのように一瞬だけ光るのと違い、光の強さや当たり具合の変化をリアルタイムに確認しながら撮影することができるのが特徴です。
電源はコンセントや内部バッテリーなどから給電を行います。
LEDライト(定常光)のメリット
- 被写体に当たる光が目視で確認できるので撮影しやすい
LEDライト(定常光)のデメリット
- 機材によってはコンセントがないと使えない
- 日中の外や、明るい場所では明るさが足りない
- 被写体・手ブレに気をつける必要がある
モノブロックストロボ
クリップオンのように、カメラ本体に取り付けることができない大きめのストロボです。
光量が大きく、連続発光の待ち時間が短いのでポーズをどんどん変えて撮影するモデルさんのスチル撮影などに適しています。
電源はコンセントや外部バッテリーなどから給電を行います。
モノブロックストロボのメリット
- 発光待ち時間が少ないので早いリズムで撮影できる
- 光量が大きいので撮影表現が広がる
モノブロックストロボのデメリット
- 価格が高く、機材によってはコンセントがないと使えない
- 大きく重たいものが多く、使用にはライトスタンドが必須
動画撮影にはLEDが向いている?
動画撮影の場合は、光でずっと照らされている方がいいですね。
そうなると、適している機材はLEDライト一択になります!
動画:Youtube「Uncommon Cinematic Lighting Tips」
この動画で解説されているように、LEDを効果的に使ってシチュエーションを表現できるのが動画撮影におけるLEDライトの強みです。
写真撮影に向いているストロボは?
写真撮影の場合は撮影する環境によって機材の向き不向きがあります。
例えば、
- LEDライトだと日中明るいところでは光量が足らず不向き
- 逆に暗い環境であれば、LEDの方が撮りやすい
- 暗い環境でも被写体ブレが不安であればストロボの方が有利
- 何枚もリズムよく撮影する場合はモノブロックストロボ
といったように様々です。
写真撮影の場合は動画と違い、仕上がりによって変えるというよりは、撮影の仕方によって機材を選択するイメージが分かりやすいと思います。
【初心者向け】コスプレ撮影を始めるなら?
コスプレ撮影の場合は、
- 日中の野外イベントでも撮影したい!
- スタジオのコンセントに使用制限がある・・・
といった場面も多いため、制限が少なく扱いやすい「クリップオンストロボ」から始めるのがおすすめです!
使い勝手がわかったらLEDライトなどにも挑戦してみましょう!
まとめ
今回はクリップオンストロボとLEDライト、モノブロックストロボの違いについて解説しました!
主な違いをまとめると、
- 定常光か瞬間的に光るか?
- 電源はどこから取るか?
- 光量の差
といったところが挙げられます。
初心者はまずクリップオンストロボのワイヤレス発光から挑戦し、撮影用途によって複数のライトを使い分けたり、組み合わせて使ったりしてみましょう!
▼初心者向けおすすめストロボについて
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