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写真プリント

【dpiって何?】写真プリントに必要な画素数は〇〇万画素!

写真プリントに必要な画素数
レイヤー
カメラマン

キレイに撮れたコスプレ写真!スマホで見るのもいいけど、せっかくだしプリントしてみたい!とりあえずA4サイズで印刷するときって画素数どのくらい必要?プリントサイズごとのおすすめ画素数が知りたい!

写真プリントに必要な画素数は?

今回はそんな悩みを解決する記事です!

画素数を適切に理解できるようになれば、印刷品質の管理やPC・スマホの容量節約も目指せます。

プリントサイズごとの推奨画素数にくわえ、画質と画素数の関係性やdpiについても合わせて理解しましょう!

今回の内容

  • カメラの画素数とは?
  • プリントサイズごとの画素数目安
  • 画素数と画質の関係
  • dpiとは?

A4サイズにプリントする際に必要な画素数

風早 巽 コスプレ写真

写真をA4サイズにプリントする場合、画素数は900万画素程度あればキレイに印刷できます。

必要な画素数を保ってより美しく写真をプリントしてみましょう!

LサイズやA3サイズ、ポスター印刷に必要な画素数ついても知りたい人は、ぜひこのまま読み進めてください。

そもそもカメラの画素数って何?

りんごの写真

画素数を簡単に説明すると、1つの写真で表現できる色粒の合計数です。

例えば、りんごの写真を表現するのに100個しか色の粒がないと、一粒一粒のサイズは大きくしなければなりません。

もし色の粒が10,000個あれば、一粒一粒のサイズは小さく済み、より細かい色表現ができます。

近年のカメラは2,000万画素以上が当たり前で、多いものだと4,000万画素を超えるカメラも発売されています。

おたく
おたく

iphoneなんかも4,000万画素超えてるし、最近のはすごく高画質なんだね。

近年の画素数トレンド

前述した通り、最近のカメラはスマホや一眼カメラ問わず、2000万画素以上が当たり前となっています。

必要な画素数の目安は後ほど詳しく触れますが、結論で述べたA4サイズで写真をプリントする際は 900万画素あればキレイに印刷できます。

そのため、2000万画素以上で撮影できる近年のカメラは高画素すぎることを頭に入れておきましょう。

画素数の確認方法

カメラの画素数を知りたい場合、「機種名 画素数」で検索するとすぐにわかります。

もしカメラが手元にあるなら、設定している写真サイズ(S・M・L)からも簡単に割り出せます。

nikonカメラの画像サイズ選択画面

画面に表示されている長辺と短辺をかけ算し、出てきた数字がそのまま画素数(45.4M)です。
※1メガピクセル(Megapixel)は100万画素。

例 サイズL:8256×5504=約4500万画素

おたく
おたく

あたしのカメラ画素数いくつかな??

【サイズ色々】写真プリントするのに必要な画素数は?

写真プリントの基本は9割がLサイズ(89mm×127mm)のプリントです。
※ちなみに海外では「KGサイズ」といわれるハガキサイズが主流のようです。

Lサイズの写真をプリントするなら150万画素あれば十分で、倍の2Lサイズだとしても、300万画素あればキレイに印刷できます。

ここからは、コンビニのネットプリント印刷などでも馴染みのあるLサイズプリントを基準に、印刷サイズごとの推奨画素数を解説します。

プリントサイズごとの推奨画素数

写真サイズごとの必要な推奨画素数はいくつでしょうか?もっと詳しく知りたい人のために富士フイルムの公式サイトを参考に表にまとめました。

画素数の参考にしてみてください。

プリントサイズ 仕上がりサイズ 説明 推奨画素数
L 89 × 127mm 35mmフィルムカメラと同じ
3:2の比率
1074×1524px
(150万画素相当)
DSC 89 × 119mm 一般的なデジタルカメラと同じ
4:3の比率
1074×1430px
(150万画素相当)
スクエア(ましかく) 89 × 89mm 89mmx89mm
正方形サイズ
1074×1074px
(150万画素相当)
KG (はがき) 102 × 152mm はがきとほぼ同じサイズ 1228×1818px
(200万画素相当)
HV (ハイビジョン) 89 × 158mm ハイビジョンサイズ
16:9の比率
1086×1902px
(200万画素相当)
パノラマ 89 × 254mm 254mm幅の横長い
パノラマプリント
1086×3036px
(300万画素相当)
2L 127 × 178mm Lサイズの2倍 1536×2138px
(300万画素相当)
DSCW 127 × 169mm DSCサイズの2倍 1536×2032px
(300万画素相当)
六切 203 × 254mm 写真用紙の原紙
(大全紙)の1/6
2434×3036px
(750万画素相当)
六切ワイド 203 × 305mm 六切よりも幅が広いサイズ 2434×3638px
(900万画素相当)
A5 148 × 210mm A4サイズの半分 1784×2516px
(450万画素相当)
A4 210 × 297mm 一般的な用紙サイズ 2516×3544px
(900万画素相当)
四切 254 × 305mm 写真用紙の原紙
(大全紙)の1/4
3036×3638px
(1100万画素相当)
四切ワイド 254 × 366mm 四切よりも幅が広いサイズ 3024×4465px
(1400万画素相当)
カメラ初心者
カメラ初心者

この表をみると、四切ワイドでも1400万画素あればいいことがわかるね。2000万画素ってあらためてすごい・・・。

画素数が必要なのはどんな時?

カラーパターン

近年のカメラは2000万画素オーバーが当たり前ですが、サイズの大きいプリントでも1400万画素程度あれば十分です。

画素数に比例して写真自体のデータ容量も大きくなるため、大きな画素数が必要になるのはどんな時でしょうか?

高画素が必要な場面は次の通り

  • スマホやPCで拡大して楽しむ
  • トリミングする
  • ポスター用にプリントする

スマホやPCで拡大して楽しむ

スマホやPCで写真を見る時に、高画素であれば画像の隅々までキレイに確認できます。

遠くにある富士山の写真を拡大する場合、300万画素程度では画像が荒れ放題なので画素数不足です。

そんなとき高画素の写真であれば、隅々まで拡大しても繊細でキレイな画像を確認できます。

トリミングする

画素数が十分にあると、画像のトリミング(切り出し)をしてもキレイな状態を保てます。

また、トリミングは写真そのものを拡大保存する効果にも注目です。小さな野鳥撮影などでは最大画素数で撮影し、後から好きな構図でトリミング保存するのが基本だったりします。

ポスター用にプリントする

ポスターサイズなど、明らかに大きなサイズでプリントをしたい場合は高画素データが必要となります。

それぞれの推奨画素数は次の通り。

A判 150dpi 200dpi 300dpi
A3(297×420mm) 1754×2480
400万画素相当
2339×3307
800万画素相当
3508×4961
1800万画素相当
A2(420×594mm) 2480×3508
900万画素相当
3307×4677
1500万画素相当
4961×7016
3500万画素相当
A1(594×841mm) 3508×4967
1700万画素相当
4677×6622
3100万画素相当
7016×9933
7000万画素相当
A0(841×1189mm) 4967×7022
3500万画素相当
6622×9362
6200万画素相当
9933×14043
1億4000万画素相当
B判 150dpi 200dpi 300dpi
B3(364×515mm) 2150×3041
660万画素相当
2866×4055
1,200万画素相当
4299×6083
2600万画素相当
B2(515×728mm) 3041×4299
1,300万画素相当
4055×5732
2,300万画素相当
6083×8598
5200万画素相当
B1(728×1030mm) 4299×6083
2,600万画素相当
5732×8110
4,600万画素相当
8598×12165
1億500万画素相当
B0(1030×1456mm) 6083×8598
5,200万画素相当
8110×11465
9,300万画素相当
12165×17197
2億1000万画素相当

コスプレ写真などでより身近なもので言うと、コミケなどに代表される同人即売会でのポスター写真印刷が挙げられます。

屋内展示用では「A1/A2/B2サイズ」あたりが定番サイズとなっています。

グラフィックポスター印刷

グラフィックより引用:https://www.graphic.jp

レイヤー
レイヤー

なるほど。ポスターとかだと2000万画素以上必要なのか!ちなみにdpiって何・・・?

「dpi」は画像の解像度を指します。dpiは印刷品質に関係する知識なので、こちらも是非頭に入れておきましょう。

【dpiとは?】画素数と画質の関係

写真印刷では「dpi」を意識するとよりキレイに印刷できます。

dpi「ドット・パー・インチ(Dots Per Inch)」
dpiとは画像の解像度を指し、より正確に説明すると「画素の密度を示す値」です。※1インチにどれだけの画素ドットを表現できるかを表す。
dpiの一例
72 100 150 200 300 350

基本的な印刷であれば200〜350dpiが適切で、大きくなるにつれてデータ容量も増えます。

大きく印刷する場合はdpiの数値が高いほうがいいですが、ポスターなどの大きいプリントは離れて見るため、200dpi程度でも問題なしです。

Webなどで用いられる72dpiは容量が小さく、画面上の見た目はキレイですが、印刷すると荒くなるため注意が必要です。

dpi比較イラスト

レイヤー
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実際じっくり見ても違いが分かりづらいから、200dpiあれば大差ないと思っていいね!

まとめ:画素数は300〜1000万画素で十分!

必要な画素数はスマホ・PC鑑賞と写真プリント両方を考え、A4サイズ対応の900万画素くらいあれば十分そうですね。

同人即売会のポスターなど、大きなプリントする方は余裕をもって2000万画素あるのが理想。とはいえ、大きな写真は離れて見ることが多いので、実際は画素数不足でも粗が目立ちずらいとも言えます。

この記事を参考に、普段撮影しているカメラの撮影サイズを見直してみてはいかがでしょうか?スマホやPCの容量節約だけでなく、撮影できる残り枚数が増えるかもしれません!

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