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【オートフォーカス革命!】親指AFでピント合わせを簡単に!

親指AFのピント合わせ
カメラ初心者
カメラ初心者

コスプレ撮影するときに親指AFがおすすめって聞いた!そのほうが構図を自由に決め易いらしい?いつも半押しシャッターで撮影してるから、親指AFのこと詳しく知りたいな。

親指AFでピントを合わせる方法!

今も昔もシャッターボタンの半押しは、カメラにおけるピントを合わせの基本です。近年はミラーレスカメラの普及で、液晶のタッチパネルからのピント合わせも便利になりました。
そんななかでも根強い人気を誇っているのが「親指AF」というテクニック!
スポーツ撮影などを中心に、ポートレートや風景撮影まで、さまざまなジャンルで活用されています。もちろんコスプレ撮影でも便利に使えるので、使いこなせば半押しのピント合わせに戻れなくなるかも?
そこで今回は、コスプレ撮影が劇的に変化する親指AFについて紹介します。
いままで気になっていたけどいまいち良く分からなかった人や、初めてキーワードを耳にする人など、ぜひこの機会にマスターしてみてください!

今回の内容

  • 親指AFとは?
  • 親指AFのやり方
  • 親指AFのメリットとデメリット
  • 親指AFを活用した具体例

【疑問】親指AFとは?

NikonD7200の親指AF

親指AF(おやゆびえーえふ)とは、オートフォーカス機能を画像の赤丸部分に割り当て、親指を使ってピント合わせを行うことです!
親指AFは、カメラのボタン設定を変更して使えるようになる機能です。通常はシャッターボタンを人差し指で半押ししてピントを合わせます。
主なピント合わせの方法は親指AFを含め、次の3点が挙げられます。
主なピント合わせの方法
  • シャッターボタン半押し:通常のAF
  • 液晶画面のタッチ:スマホ感覚で撮影できる
  • 親指AF:構図が決めやすくておすすめ!

次に、それぞれの方法と親指AFの違いを簡単に説明します。

シャッターボタン半押しと親指AFの違い

「ピント合わせのタイミングをコントロールできるかできないか」
親指AFを設定している時は、シャッターボタンを半押ししてもAFが機能しません。シャッター半押しでピント合わせを行う場合、シャッターを切るたびにピントが変わってしまいます。いっぽう、親指AFならボタンを押した時だけピント合わせが動作します。

タッチパネルAFと親指AFの違い

「ファインダーを覗けるか覗けないか」
タッチパネルAFでは画面上の細かい部分でも直感的にピント合わせを行えますが、構造上ファインダーを覗きながら撮影するのに不向きです。親指AFであればファインダー撮影ができ、カメラが可動式液晶なら画面を見ながらピント合わせを行うことも可能です。

【実践】親指AFのやり方

NikonZ8のAF-ONボタン

近年のミラーレスカメラなど、上級機種であれば「AF-ONボタン」という形で設定されている場合もありますが、ない場合はカメラメニューの「ボタンカスタマイズ機能」を使って設定していきましょう。

レイヤー
カメラ女子

設定の操作自体は簡単なので、1分もかからずできるはずです!

AFボタンをカスタマイズする

Nikonカメラのメニュー画面

設定方法は機種によって違うので、「機種名 親指AF」「機種名 ボタンカスタマイズ」などで検索すると見つかるはずです。

ほとんどのカメラでは設定メニューから進むとボタンのカスタム画面が選択できるので、AEボタンなどにAF機能を割り当てます。

親指AFの設定はコレだけで完了なので、少し触ってみて違いを確認してみましょう。

親指AFのメリットとデメリット

ここで気になる親指AFのメリットとデメリットを紹介します!

シャッターボタン半押しAFとの違いもさらに深掘りしつつ、親指AFの具体的な魅力を解説していきます。

親指AFのメリット

主な親指AFを使うメリットは次のとおりです。

  1. 構図を自由に決めやすい
  2. 置きピンしやすい
  3. シャッターチャンスに集中できる

どれも親指AFならではのメリットなので、深掘りして解説していきます!

構図を自由に決めやすい

親指AF最大の利点が、「構図を自由に決めやすいこと」です!

親指AFではピント合わせとシャッターの機能が分離されているため、構図を簡単に調整できます。

例えば次のような撮影をする場合、

最初は被写体を中央に置く構図でピントを合わせたとします。※緑のがピント位置

上の構図に変化を加え、片方に空間を入れた構図が欲しいとき、親指AFならすぐに撮影できます!

写真のように、ピント位置を動かすことなく、カメラを横にスライドするだけで違った構図で撮影ができます。

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カメラ女子

これがシャッターボタン半押しAFだったら、撮影する直前に背景にピントが合っちゃうね!ピントも移動させなくていいから便利かも!

このように、親指AFはAFボタンとシャッターボタンそれぞれの機能が独立しているので、構図の調整がスムーズに行えます!

置きピンしやすい

親指AFを使うと「置きピン撮影」が簡単になります!

置きピンとは、動きの速い被写体や不規則に動く被写体の撮影に便利なテクニックです。被写体がきそうなポイントにあらかじめピントを合わせた状態で待機し、被写体がきたタイミングでシャッターを切ることで、ピントの合った写真が撮影できます。

置きピンは半押しAFではスムーズにできないので、親指AFのメリットを存分に活かせます!

ただ、最近のカメラは動きの激しい被写体でも高性能でピントを合わせてくれるため、置きピンをする機会が少ないかもしれません。「親指AFは時代遅れ!」なんて言われますが、カメラも絶対にピントを外さないわけではないので便利に活用してみましょう。

シャッターチャンスに集中できる

親指AFはシャッターチャンスにより集中できます!

カメラには通常、AF-SやAF-C/AI-サーボといったフォーカスモードが搭載されています。

AF-S 被写体に一度だけピントを合わせるモード
AF-C/AI-S 被写体の動きに合わせてピントを合わせ続けるモード

それぞれは状況によって使い分ける必要がありますが、親指AFなら次のように切り替え不要となります。

AFモードはAF-C/AI-Sに設定

AF-Sとして使いたい時:親指AFでピントを合わせた後にボタンを離した場合、それ以上ピント合わせは動作しない。

AF-C/AI-Sとして使いたい時:親指AFを押し続ける

レイヤー
カメラ女子

要するに、親指AFならボタンを離すだけでピント位置が固定されるってことね!なんか便利かも!

親指AFのデメリット

撮影時、AFポイント(AF測距点)を移動させて撮影する場面はとても多いと思います。

AFポイントの移動は親指で行うため、親指AFでの撮影はやりづらさを感じるかもしれません。半押しAFと比較すると次のようなイメージです。

半押しAFの場合

AFポイントを移動

シャッターボタン半押し&撮影

親指AFの場合

AFポイントを移動

親指AFでピント合わせ

シャッターボタンで撮影

レイヤー
カメラ女子

慣れてくると気になりならないかもだけど、半押しAFの方がスムーズかも?

とはいえ、親指AFのメリット「シャッターチャンスに集中できる」でも紹介したように、AFモードの切り替えが圧倒的に便利なので、デメリットはあまり気にならないかもしれません。

まとめ

今回はコスプレ撮影にも便利に使える「親指AF」について紹介しました!

親指AFの主なメリットは次のとおり。

  • 構図を自由に決めやすい
  • 置きピンしやすい
  • シャッターチャンスに集中できる

シャッターボタンとAF機能が分離するため、構図を自由に決めやすいのは親指AFならではのメリット。

また、シャッター半押しAFでは微妙な力加減でボタンを押し込む必要がありますが、親指AFなら力加減を気にせず押し込むだけでピント合わせできます。

「半押しだとついついシャッターを押してしまう!」という人も、親指AFを使ってみると快適な撮影ができるかもしれません!

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