今回はそんなお悩みにお答えする記事です!
この記事を参考にすれば、コスプレ撮影で動きのある写真をブレさせずに撮影することができるようになります。
今回の内容はコスプレ撮影に関わらず全ての人物撮影で共通している事なので、是非参考にしてみてください!
この記事の内容
- シャッタースピードを調整する
- しっかり被写体の動きを追いかける
- ストロボ発光で動きを止める
それでは順番に解説していきます!
シャッタースピードを調整する!
人の動きをとめるには500~1000分の1ぐらいのシャッタースピードが確保されていれば大抵の動きを止める事ができます!
外など明るい場所ではシャッタースピードを確保しやすいですが、室内だと難しいです。 理由は、ISO感度を上げる必要があることと、F値の低い明るいレンズが必要になるからです!
どんな環境でもISO感度を節約しつつ撮影するのが理想ですね。
被写体の動きを追いかける!
F値が暗く、ISO感度があげられない状況でシャッタースピードが遅くても被写体の動きとカメラの動きがピッタリシンクロすれば一定方向の動きだけ止めることは可能です。
例えば被写体が真横に動くスピードと同じスピードでカメラをふって撮影すれば同じ動きで同じ方向に動いている部分は写し止められます!
上の写真のように背景が流れていて、被写体のみ止まっている写真がわかりやすいと思います!
これは【流し撮り】というテクニックなのですが、F1レースの撮影などで多用されている技術です。
しかしこの方法だと、一部の動きは止められますが衣装のひらみなど、全てを止めることはできません。
そして何より難しいです!
ストロボ発光で動きを止める
実はストロボを使うと、どんなに速い動きでも止めることが出来ます!
仕組みのイメージはこんな感じ↓
何も見えない真っ暗な部屋でフラッシュ撮影すると、一瞬だけ照らされた被写体が目に見えるはずです。
光ったほんの一瞬が写真になるので、被写体が止まって写るという理屈です。
このように、ストロボの発光時間は雷のように一瞬です。なので、そのスピードを超えないとブレることはありえません。
この原理を上手く使えば、暗い場所や暗い環境で被写体さんの動きをピッタリ止めることが出来るわけです!
ただ注意点として、ストロボ無しの状態で被写体の色が判別できるくらいの露出設定になっているとうまくいきません。
この状態でストロボを使っても、シャッタースピードや被写体の動きによってはブレてしまうことがあります。
撮影協力:真冬さん
twitter@mafuyuhasamui
真冬さんインタビュー記事
実際に上の写真はストロボでマントのひらみを写し止めています!ストロボがなければ、シャッタースピードを800分の1程度ほど確保しなければいけません。
暗い環境でそのシャッタースピードを確保するのは画質面でもかなり辛いです。繰り返しますが、ストロボを使えばどれだけ速くても簡単に写し止めることができます。
なので、ストロボを効果的に使って動きを止めるテクニックをしっかりと身につけましょう!
まとめ
今回は被写体の動きを止める方法をご紹介しました!
コスプレ撮影ではスタジオや夜撮影など暗い環境での撮影機会はとても多いです。
そんな時、ストロボで動きを止めるテクニックを身に付けておくと撮影の幅が広がるので、是非活用してみましょう!
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