機材が少なくてもかっこいいコスプレ写真が撮りたい!スタジオでストロボ一灯だけでも撮影できるライティング方法を教えて?
ストロボ一灯でできるコスプレ撮影のライティング方法を解説!
シンプルかつカッコよく撮影できる、ストロボ一灯ライティングを紹介します!
今回紹介する方法では、アンブレラやソフトボックスといったストロボデイフューザーを使わない方法なので、ぜひ実践してみてください。
この記事の内容
- 【スタジオ撮影】ストロボ1灯の簡単ライティング
- 影をつくるとかっこよく撮れる
- 撮影につかった機材
今回の撮影ライティングに使った機材
今回の撮影で使用した機材は次の通り。
カメラ:FUJIFILM X-T4
レンズ:Ai Nikkor 50mm F1.8S
ストロボ:Godox TT600
フラッシュトリガー:Godox XproF
ライトスタンド:FOSOTOライトスタンド4段
カメラとレンズはなんでも大丈夫!ワイヤレス発光できる環境があればいいのね。
▼必要なストロボ一式
▼ライトスタンドについて
▼今回使用した50mmレンズについて
【スタジオ撮影】ストロボ一灯ライティングでカッコいい写真を目指す!
写真に影の部分をつけると陰影がハッキリし、クールでかっこいい写真になります!
撮影した時にどうしても真っ白になったり真っ黒になってしまう・・・という人は設定がうまくいっていないかもしれません。
次の写真を撮影した際のストロボ一灯ライティングを解説していきます!
撮影協力:ふにゃんさん twitter@reirei_mf
ふにゃんさんインタビュー記事
【図解あり】スタジオ撮影でのストロボ一灯ライティング解説!
こちらは撮影現場を上から見た図です!
撮影のポイント
- 壁から約1m離れたところに立ってもらう
- 部屋をなるべく暗くする
- 被写体の左側に3mほど離してストロボを配置
- ストロボの向きや角度を調整する
以上のポイントを意識してみましょう!
①:壁から約1m離れたところに立ってもらう
影の出し方にもよりますが、今回の場合は壁から少し離れた所に立ってもらいます。
そうすることで、反射したストロボのライトが被写体の後ろをやんわり照らしてくれるので立体感が生まれます。
※壁に近すぎると壁に当たる光が目立ってしまうため、距離感は撮影しながら丁寧に調整しましょう。
②:部屋をなるべく暗くする
撮影ブースはなるべく暗い状態にして撮影しましょう!
電気が消せるなら電気を消す、カーテンが閉められるならカーテンを閉めて暗くするのがポイント。
どうしても暗くできない場合はISO感度を下げるなど、カメラの設定で暗さを調整しましょう!
③:被写体の左側に3mほど離してストロボを配置
ストロボは被写体からなるべく離して配配置するのがコツです!
被写体とストロボが近すぎると光が広がらず、影もうまくできません。
ストロボの光量に合わせ、撮影しながら距離を調整してみましょう。
④:ストロボの向きや角度を調整する
ストロボの向きが壁寄りに向いていると、壁が強く照らされます。
人は明るい所に視線がいく傾向があるため、写真を見る人の視線は壁に向いてしまいます。
壁になるべく光が当たらないようなイメージで、ストロボの向きや角度を調整しながら設置するのがコツです。
【ひとくちメモ】ストロボで動きを止められる?
ストロボなしの状態で1枚撮ってみて、被写体が完全に真っ黒な状態(設定)になっていれば、ストロボ発光で被写体さんの動きを止められます。
この仕組みを使えばシャッタースピードが遅い設定でもブレずに撮影でき、マントをひるがえすような”ひらみ撮影”も簡単に行えます。
動きのある撮影と影を効果的に演出することで、より印象的な仕上がりで撮影できるため、ぜひ実践してみましょう。
▼詳しくはこちらで解説しています!
まとめ:ストロボ1灯だけでもかっこよく撮れる!
今回はスタジオでのコスプレ撮影テクニックとして、ストロボ1灯をつかったライティング方法を紹介しました!
ディフューザーを使うには狭い場合や、機材がまだ揃っていない!といった場合でも気軽に使えるライティングなので、ぜひ参考にしてみてください!
▼ストロボと送信機の使い方はこちら!
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