集合写真の撮影が苦手・・・。うまく並べられなかったり、全員の顔にピントを合わせられなかったり。5人くらいならなんとかなるけど、もっと大人数だとどう配置したらいいかわからない! キレイに並べてみんなの顔にピントを合わせるにはどうしたらいい?
参加人数の多い撮影で必ず行われる集合写真の撮影。コスプレ撮影に関わらず、旅行や食事会、イベントなんかでも撮影機会が多いですね。
いざ撮影してみても、バランスが悪くて横長の構図になってしまい、一人一人の顔が小さくなってしまうことも。
ピント合わせも難しいし、苦手意識のある人は多いはず!
今回の記事では集合写真をなるべく失敗しないように、最低限のポイントをまとめてみました!
- 外で撮るなら順光はさけて逆光で!
- 夕方の撮影は太陽の位置に注意
- 一列で収めるべき人数
- 両サイドは空ける
集合写真の撮影は逆光がおすすめ
何人の撮影であっても基本的には順光を避け、逆光気味に撮るのがおすすめです。
※30人以上などの大人数撮影だと、表情以前にそもそも顔の判別が難しいので、順光でそのまま撮るのがおすすめだったりもします。
なぜなら順光の場合は太陽光が眩しくて目を開けにくく、いい表情になりずらいからです。
斜めor横からの光であれば目に優しくて、表情もキープできるので仕上がりが良くなります。被写体さんにもあまり気を使わず済むので、撮影もゆっくりできます。
逆光の方がおすすめなのは分かったけど、それだとせっかくの背景が白飛びしちゃう。キレイに晴れた青空とかロケ地の風景も一緒に写したいんだけど難しい?
逆光撮影のデメリットは背景(特に青空)がキレイに撮れないことです。そこはどうしても順行撮影に軍配があがるため、撮影後にレタッチソフトやアプリで加工する必要があります。
集合写真はストロボも活用しよう!
集合写真で背景をキレイに撮りたい時や、屋内で撮影する場合はストロボの使用も検討しましょう。
夕方の撮影は太陽の位置に注意
夕方に差し掛かるタイミングでの撮影は太陽の位置に注意し、斜めの逆光か、横からの光で撮影しましょう。
夕方以降の時間帯に逆光で撮影すると、太陽の光がレンズに入ってきて失敗写真になってしまう可能性が高いです。
反対に、順光で撮影すると撮影者である自分の影が大きく伸びて、被写体の顔や体にかかってしまうので注意が必要です。
なので、夕方以降の撮影は斜め後ろから逆光か横からの光をつかって撮影しましょう。また、顔に影がかからないように身長ごとの並べ替えも意識するのがおすすめです。
一列で収めるのは何人まで?
集合写真は何人を何列で撮影するかが重要です。
なぜかというと、大人数を横一列に並べて撮ると横長になって上下のスペースが大きく空いたバランスの悪い写真になるからです。
なので、目安としては大人なら5〜6人までは一列。
7人からはゆったりならんでもらって前4人、後ろ3人で並んでもらうと丁度いいサイズ感で撮影できます。
11人くらいまでは6人5人で二列。後ろの人は前に並んだ人の間から顔をだしてもらいましょう。
13人くらいからは3列です。
前から4人5人4人などでならんでもらうのがおすすめ。
大体横幅は、大人が隙間なく横一列に6人並んでいるのを想定しながら幅を決めていくとうまく収まります。
ここまではぴっちり並べるときの例なので、ぐちゃっと並ぶ時はあてはまりません。ただ、そんなときでも横幅6人を基準にして並んでもらうと極端に横長写真になることは避けられるので、横幅を意識して構図を作るようにしてみましょう。
列の両サイドは空けておく
最後に撮影ですが、構図に収める時には両サイドに余裕を持たせることが大切です。
撮影するカメラ、プリントサイズによりますが、写真を撮ってプリントする時には長辺の両サイドが大概切れてしまいます。
例えばアンドロイドスマホで撮影してLサイズなどでプリントすると両サイド1センチずつくらい切れます。
最悪横長プリントをする羽目になってしまうので、そうならないように最低でも大人一人と半分くらいは空けておきましょう。
最近のカメラは高画素なので、もっと余裕を持って3人分くらい空けてあとでトリミングしてもいいと思います。
なので、撮影するときは両サイドに空間を持たせましょう。
こちらもあとで修正できますが、撮影時にしっかり水平になるように気をつけるといいですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
集合写真が綺麗に撮れているとその1日の撮影がしっかり締まります!
あとから見直した時の気持ちが全然違ってくるので意外と奥が深いですね。
外の撮影では状況に応じて順光を避けること、横長にならないように意識してチャレンジしてみましょう。
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