動いている被写体さんの動きを止めるには、シャッタースピード幾つぐらい必要なの?
被写体さんがの動く速さで違うと思うけど、ブレないシャッタースピードについて詳しく知りたい!
今回はそんな悩みを解決します!
この記事の内容
- カメラのシャッタースピード目安
- 写真がブレてしまう原因
- 被写体ブレと手ブレの違い
カメラのシャッタースピード目安
通常の撮影と室内や夜などの暗い環境・設定でストロボ撮影をする場合では、目安となるシャッタースピードの数値が異なります。
なので、被写体ブレを防ぐには撮影シーンと相手の動きをしっかり理解しておくことが大事です。
それを踏まえて結論です!
被写体ブレしないシャッタースピードを表にまとめてみました!
被写体の状態 | シャッタースピード |
静止 | 1/60 |
歩く | 1/500 |
走る | 1/1000~1/1250 |
ジャンプ | 1/640 |
回転 | 1/1000 |
上記の表はあくまで目安ですが、被写体ブレ以前に「手ブレ」しないようにするには最低でも1/60程度のシャッタースピードを確保して、しっかり構えてから撮影するようにしましょう。
ストロボ撮影の場合、基本的にシャッタースピードは1/250までとカメラ側の制限で上限が決まっているので「ハイスピードシンクロ」の設定が必要です。※詳しくは「ストロボ シンクロ 同調速度 ハイスピードシンクロ」などでググってみてください!
じゃあストロボ撮影の時って「ブレまくり」じゃないの!?
実は室内スタジオや夜間撮影では光の仕組みを利用して、ストロボ光で被写体を写し止められます!
なので、1/1000などの速いシャッタースピードが必要ありません。
▼その謎を解説した記事はこちらで解説しています!
写真がブレてしまう原因
写真がブレてしまう原因は、
- 手ブレ:カメラがしっかり構えられていない
- 被写体ブレ:カメラの設定に対して被写体の動きが速い
上記のような原因によりブレが発生します。
なので、写真をしっかり写し止めるには、「手ブレと被写体ブレの違い」を理解して対策しましょう。
カメラのシャッタースピードに対し、被写体の動き具合とカメラの安定感を考えながら設定していくのがコツです。
カメラのオートモードは注意!
設定する際の注意点としては、オートモードに頼りすぎないことです。
オートだとカメラが臨機応変に設定してくれない場合があるので注意が必要です!
なので、カメラをしっかり構えることを基本に、被写体の動きに合わせたシャッタースピードを自分で設定しましょう。
カメラの設定はAモードがおすすめ!
シャッタースピードの設定はAモード(絞り優先モード)を使って覚えていくのがおすすめ!
なので、現在オートモードで撮影している人は、将来的に全て自分で設定できるようになるためにもAモードでの撮影に挑戦してみましょう!
▼Aモードの詳しい解説はこちら
カメラのおすすめ本
「カメラはじめます!」
カメラを始めたてだから設定とか仕組みがよくわからない!
そんな人がまず最初に手にすべき、超分かりやすいフルカラーの参考書です!かわいい手描きイラストで解説されているので読みやすいですね。
カメラはじめます!って本、ほんっとにめっちゃわかりやすいいい本すぎる!!作例が的確だしマンガでわかりやすいし、こんな写真いいなーってのが載ってるし写真撮りたくなる!基礎もしっかり載ってる!
— 推しが輪廻転生している塩P (@_benko_mis) December 8, 2021
おすすめの本「カメラはじめます!」byこいしゆうか
一眼レフの使い方の本だが普通のカメラやスマホで写真を撮る時にも十分参考になる。何といっても漫画で書かれているのでカメラの知識が全くない人にも分かりやすく楽しく読める。メルカリで売る商品の撮り方なんかすごく参考になった!^_^— halulu (@halulu777) October 1, 2021
とにかく初心者向けに分かりやすく、カメラの操作が簡単に理解できる構成になっているのでおすすめです。
まとめ:シャッタースピードを意識して設定しよう!
今回は写真のブレを防ぐシャッタースピードについて解説しました!
意図を持ってシャッタースピードを設定できるようになれば、色んな作風で写真を撮ることができるようになります。
あえて躍動感を持たせるためにブレを取り入れたり、水しぶきをピタッと写し止めたりするなど、目的に合った設定ができるように挑戦してみましょう!
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