コスプレ撮影デビューしたいんだけど、全くのカメラ素人だからそもそも何が必要か分からない!初心者でも簡単に使えるおすすめ機材が知りたい〜!できれば安く揃えられたらいいんだけど・・・
コスプレ撮影に必要な機材!
この記事を参考にすれば、コスプレ撮影に必要な機材と予算がわかります。
紹介する機材は初心者でも使いやすく、コスパの良いものをピックアップしているので、自分に合った機材を見つけてみてください!
この記事の内容
- コスプレ撮影に必要な機材
- 初心者にオススメの機材セット
- 機材を揃えるのにかかる費用
【初心者向け】コスプレ撮影に必要なおすすめ機材
基本的なコスプレ撮影をするにあたって、必要な機材は次の通りです!
項目 | おすすめ機材 |
---|---|
カメラ | 「FUJIFILM X-S10」 |
レンズ | 「XF18-55mmF2.8-4 R OIS」 「XF35mm F1.4 R」 |
ストロボ | 「Godox TT600」 |
ラジオスレーブ | 「Godox Xpro」 |
電池 | 「エネループ プロ」 |
ディフューザー | 「Godox ソフトボックス60x60cm」 |
ライトスタンド | 「FOSOTO」 |
メモリーカード | 「SanDisk」 |
スタジオまたはロケ撮影など、撮影場所によって若干異なりますが、これだけあればコスプレカメラマンとして十分活動できます!
それぞれ順番に解説します。
おすすめカメラ「FUJIFILM X-S10」
初心者にオススメのカメラは、フジフィルムのミラーレス一眼「X-S10」です。
使いやすくて軽量コンパクトな上に、写真もキレイに撮れちゃいます。
フィルムシミュレーション機能を搭載しているので、フジフィルム特有のエモい写真に挑戦できるのも魅力!コスプレ撮影向きのカメラとして人気も高いです。
ボディのみも販売していますが、最初はレンズセットを購入するのがおすすめ。難しいことを考えず、コスプレ撮影をすぐにはじめられます。
この組み合わせに慣れてきたら、追加レンズを検討するのが良さそうですね!
FUJIFILM X-S10 基本スペック | |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | Xマウント |
画素数 | 2610万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C 23.5mm×15.6mm CMOS4 |
撮影感度 | 標準:ISO160~12800 拡張:ISO80、100、125、25600、51200 |
記録フォーマット | JPEG/RAW |
連写撮影 | 約30コマ/秒(電子シャッター、1.25Xクロップ時) 約8コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
シャッタースピード | 電子:1/32000秒~15分 メカニカル:1/4000秒~15分 |
液晶モニター | 3型(インチ) 104万ドット |
ファインダー形式 | 有機EL電子ビューファインダー ローパスフィルターレス |
ファインダー倍率 | 0.62 倍 |
ファインダー視野率(上下/左右) | 100/100 |
電池タイプ | 専用電池 NP-W126S |
撮影枚数 | ファインダー使用時:300枚 液晶モニタ使用時:325枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
USB充電 | ○ |
RAW+JPEG同時記録 | ○ |
RAW | 14bit |
セルフタイマー | 10/2秒 |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ |
起動時間 | 0.4 秒 |
AFセンサー測距点 | シングルポイントAF:EVF/LCD:13×9/25×17のエリア選択(フォーカス枠サイズ可変)、ゾーンAF:13×9の117エリアより3×3/5×5/7×7選択 |
動画撮影 | 4K対応:○ 動画記録画素数:DCI4K(4096x2160)29.97p、4K(3840x2160)29.97p |
ファイル形式 | MOV/MP4 |
映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC/H.264準拠 |
音声録音 | 内蔵マイク 外部マイク:3.5mmステレオミニジャック |
音声記録方式 | リニアPCM/ステレオ(24bit/48KHzサンプリング) AAC |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 BLE(Bluetooth Low Energy) |
サイズ・重量 | 幅x高さx奥行き 126x85.1x65.4mm 重量 約465g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約415g(本体のみ) |
本記事でおすすめするカメラはフジフィルムの「X-S10」ですが、おそらく初心者の方が一番最初に頭を抱えるのが、「どこのメーカーのカメラを買えばいいか?」という悩みだと思います!
カメラメーカーごとに機種がたくさん販売されているので、比較しながら選ぶのも大変・・・。とはいえカメラを選ばないと撮影を始められないので、深く悩みすぎないようにしましょう。
主なカメラメーカーは次の通りです。
- ニコン
- キヤノン
- ソニー
- フジフイルム
- オリンパス
- パナソニック
- ペンタックス
どのメーカーのカメラでも大丈夫ですが、コスプレ撮影の現場では「ソニー・キヤノン・ニコン・フジフィルム」のカメラを使っている方が多い印象です!
▼X-S10に関してはこちらもチェック!
おすすめズームレンズ XF18-55mmF2.8-4 R OIS
先ほど紹介したX-S10とセットで販売されているレンズです。
全身撮影から上半身の撮影までカバーできるので、スタジオ・ロケ・イベント問わずオールラウンドに活躍してくれます!
レンズ交換が難しい場面や、初めてで広さがわからないスタジオなど、様々な場面で安心して撮影に臨めるのも魅力。
画角調整ができるズームレンズは初心者でも撮影しやすいので、カメラデビューする人にもおすすめの1本と言えます!
ひとまずこれ一本あれば安心!ズームレンズはやっぱり便利だな!
XF18-55mmF2.8-4 R OIS 基本スペック | |
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対応マウント | Xマウント系 |
レンズタイプ | 標準ズーム |
フォーカス | AF/MF |
レンズ構成 | 10群14枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 |
焦点距離 | 18~55mm |
最短撮影距離 | ワイド端:30cm~、テレ端:40cm~ |
最大撮影倍率 | 0.15倍(テレ端) |
開放F値 | F2.8-4 |
画角 | 76.5~29度 |
手ブレ補正機構 | ○ |
フィルター径 | 58mm |
重量 | 310g |
おすすめ単焦点レンズ XF35mm F1.4 R
レンズキットのレンズに慣れてきたら、単焦点レンズも検討してみましょう!
おすすめはフジフィルムユーザーのなかで「神レンズ」と呼ばれるXF35mm F1.4 Rです。
背景がキレイにボケるだけでなく、自然な画角で撮影できるのが強み。ムービーのワンシーンを切り取ったような撮影表現ができます!
キャラクターが「そこに存在する」ような表現を目指したい人にオススメです!
背景がボケやすい単焦点レンズを使うと、写真のクオリティが一気に上がるね!
XF35mm F1.4 R 基本スペック | |
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対応マウント | Xマウント系 |
レンズタイプ | 単焦点 |
フォーカス | AF/MF |
フルサイズ対応 | APS-C専用 |
レンズ構成 | 6群8枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
焦点距離 | 35 mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
開放F値 | F1.4 |
画角 | 44.2度 |
フィルター径 | 52mm |
最大径x長さ | 65×50.4mm |
重量 | 187g |
どこのメーカーもレンズの種類はとても多いです。
カメラを選んだ後に、レンズ選びでさらに悩むというのはよくある話。
実際のところカメラよりもレンズ一つで写真に大きく差がつくので、レンズ選びは超重要です!
おすすめストロボ Godox TT600
ストロボはコスプレカメラマンに圧倒的なシェアを誇る「GODOX TT600」で決まり!
これを買っておけばまず間違いない有名なストロボで、初心者にも扱いやすく価格も安いのが魅力!
コスプレ撮影でストロボがあると、次の様な撮影ができます!
- 暗い環境で明るく撮影できる
- 明るい環境で暗く撮影できる
- 速い動きを写し止めることができる
- 赤や青色など様々な光を演出できる
- 目にキャッチライトを入れることができる
- 肌の質感を綺麗に表現できる
上記はほんの一例で、ストロボがあると様々な写真表現ができます。
スタジオ撮影も多いコスプレ撮影では必須アイテムといえるので、カメラとセットで揃えておきましょう。「Godox TT600」は即決して良いレベルでおすすめのストロボです。
最初のうちは一つだけ持っていれば十分なので、慣れてきたら増やしていくのがいいですね。
おすすめラジオスレーブ Godox Xpro
ラジオスレーブとはストロボを遠隔で発光させる送信機のことです。これがあれば、先ほど紹介したようなGodox製のストロボを遠隔で発光させられます!
好きな位置に置いたストロボを遠隔で発光させられるアイテムなので、コスプレ撮影には特に必須アイテム!
Godoxストロボであれば遠隔発光に必要なアイテムはこれだけなので、必ず購入しておきましょう。※カメラメーカーごとで販売されているので、購入時は手持ちのカメラに対応しているか確認が必要です。
GodoxXproも、TT600と合わせてコスプレ撮影で圧倒的人気ですね♪
X-Pro 基本スペック | |
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電源 | 単三電池2個 |
幅x高さx奥行き | 90x58x50mm |
重量 | 80g |
▼Xproの使い方解説
おすすめ電池 エネループ プロ
Godoxストロボは単三電池4本、ラジオスレーブは単三電池2本を使います。
コスパの悪い使い捨て電池ではなく、充電式の「エネループ」を買っておくのがオススメ。
ストロボ一つと送信機一つを使う場合、予備の電池含めて12本ほど電池があると安心です。
なので、充電器セットと電池をそれぞれ用意しましょう。
コスプレ撮影に電池はつきものということで、カメラさんは電池だらけですね♪
おすすめディフューザー Godox ソフトボックス60x60cm
ディフューザーとは、ストロボの光を柔らかくするアクセサリーの総称です。
ストロボの光はそのままだと硬い光なので、ディフューザーを使うと柔らかい光に変換して撮影できます。
サイズが大きいものほど光を柔らかくする効果が高く、上手に活用することで写真の仕上がりが大きく変わります。
そんなディフューザーですが、スタジオやイベントによってはサイズ制限に引っかかってしまい、出番激減なんてことも・・・。
そこでオススメなのが60×60cmのソフトボックス!
持ち運びも楽でコンパクトかつ、これひとつでも様々な撮影表現ができます!機材のサイズ制限にもほぼ引っかからないので、最初のディフューザーとして最適といえます。
おすすめライトスタンド FOSOTO
ライトスタンドとは、ストロボ用に使う三脚のことです。
レイヤーさんに様々な方向から光を当てられ、写真にメリハリをつけたり雰囲気のある作品に仕上げられます。ストロボ、ラジオスレーブと併せて必須アイテムなので、必ず揃えましょう。
ライトスタンドはなるべく頑丈なものが良いですが、かなり機材スペースを圧迫するので「FOSOTO」のような折りたたみできるコンパクトタイプがおすすめ。
大型のディフューザーやストロボを載せる場合を除き、今回の記事で紹介している機材を扱うなら必要十分です!
ストロボだけだと好きな位置から発光させられない!コスプレ撮影にライトスタンドは必須だね!
X-Pro 基本スペック | |
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材質 | アルミ合金 |
重量 | 660g |
耐荷重 | 8kg |
最低高 | 49cm |
全伸高 | 192cm |
ロック式 | レバー式 |
おすすめメモリーカード SanDisk
メモリーカードがないと、撮影した写真をデータとして記録出来ません・・・。
メモリーカードはカメラに刺さればなんでもいいですが、有名なメーカー以外のカードは使わない方が無難です。(データが消えたり、読み込みエラーを起こしたりする確率が高いため)
メーカーは「SanDisk(サンディスク)」がいちばん有名でシェア率も高いです!各カメラメーカーも推奨しているため、特に理由がない限りサンディスクのメモリーカードをチョイスしましょう。
また、カメラによってはメモリーカードを2枚挿せるものもあるため、バックアップもかねて2枚〜購入しておくと安心です。
※PC側にメモリーカード差し込み口がない場合、写真データを取り込めません。必要に応じてUSBタイプのカードリーダーを購入しておきましょう!
メンテナンス用具
撮影に使ったカメラとレンズは埃や汚れを落とすなど、簡易メンテナンスをしましょう。
付着した汚れやホコリはその日のうちにクリーニングしないと、カビやコーティング剥がれの原因になってしまいます。
ティッシュや綿棒などで代用する方もいますが、カビの餌はチリやホコリなので、専用ペーパーなどを使うのがおすすめ。
定期的にクリーニングしたら乾燥剤を入れて、防湿庫にしまっておくのも大切です。機材は常にキレイな状態を保ちましょう。
撮影終わったらキレイにして、次の撮影があるまで防湿庫にしまっとこう♪
機材を揃えるのにかかる費用
新品で全部揃えた場合、予算はいくら必要になるのでしょうか?
新品か中古か、機材のクラスにもよりますが一通りの機材を揃えると平均して20万円ほどかかります!
「これが高いのかどうか分からないんだけど、みんな大体いくらぐらいかけてるの?」
筆者は総額62万円ほどで、カメラ2台ストロボ3台使っていますがこれでも安い方だと思っています。
内訳はカメラとストロボ代が多くを占めているので、これからカメラを始める方は高くても15万円以内には収めたいところですね。
どこにお金をかけるかで大きく変わってくるので、初心者でカメラの扱い方を勉強しながら撮影していきたい人は、予算のなかで上手にやりくりしましょう。
まとめ
今回はこれからカメラデビューを考えている方へ向けて、コスプレ撮影に必要な機材をまとめてみました!
カメラとレンズは将来的に機種変更するかもしれませんが、その他の機材は基本的にずっと使えるものなので最初に揃えても使い回しできます。
どうしても総額でお金がかかるので、最初はカメラとレンズだけ揃えてストロボなどの追加機材は後から増やしていくのもアリですね♪
今回の記事が機材選びの参考になれば幸いです!
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